とりいそぎ近況報告 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 7月 01, 2023 メインで使ってたツイッターがきのうから穏やかでない感じになってきたので、私への連絡先としてこのブログが生きてるよーということをとりいそぎお知らせする次第。さいきんはポケモンというかポケモンHOMEばかりやってますね。あんちくしょうの実績埋めるために追加でソードとレッツゴーイーブイを買いました。いまはシャイニングパールにいます。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
生き直しの物語〜大長編タローマン - 8月 24, 2025 高熱が出たときに見る極彩色の夢のような105分と、およそ高度情報化社会下とは思えないシャッター音まみれの『舞台挨拶』という看板が無惨に傾いた何かを体験し終えてから約8時間が経過し、なんとか「でたらめでべらぼうであった」以外の感想を残そうと筆をとる次第。 以下、本編の核心に触れるネタバレを含むので未視聴の方は回れ右されたし。 今作で初登場となるエランという機械人間がストーリーの中心である。 秩序と常識で管理された未来世界からやってきた彼は、未来で暴れている奇獣に対抗すべくタローマンを未来へ連れて行きたいと考えるが、何重ものべらぼうなアクシデントを経た末に、タローマンのでたらめをその身に宿してしまう。反対にでたらめと記憶を失ったタローマンは臆病で非力な常識巨人になってしまう。でたらめになってしまったエランの苦悩と、常識巨人タローマンの復活への過程がこの映画のキモである、と思う。 「でたらめる(※おそらく国語辞典には載っていない活用形だが、「でたらめをする」「でたらめである」ことを意味する今作初出の動詞)ことは悪である」という価値観の固定された未来社会、エリート常識人間として社会的地位を得てきたエランにとって、タローマン級のでたらめを獲得してしまったことは肩書のみならず自身の人生そのものの強烈な否定である。一時は深い絶望に落とされながらも、しかしながらタローマン級のでたらめと岡本太郎イズムが彼が落ち込み続けることを許さない(「絶望の中にいる」なら「でたらめをやってごらん」なので)。また過去作でも登場した30%機械人間の風来坊が、過去と未来の機械人間という共通点からエランと心の交流を深めていく。 一方、でたらめと記憶を失ったタローマンは、絶望こそしないものの、己の(というか本シリーズの)アイデンティティであるでたらめを失っても、常識成績は低いが岡本太郎語録に詳しい少女によって、未来のテレビヒーロー「モラルマン」を目指した強く常識的な巨人への成長を目指す。 正反対であるはずの常識機械人間とでたらめ巨人が、お互いの長所を入れ替えたことで何が起こるか、という対称性が物語のおかしみを生んでいるが、ここでひとつ問題がある。 本シリーズを追っている視聴者諸君やCBG隊員であれば、エランに植え付けられたでたらめも「なーんだ、でたらめなんてこわくないやい」と少年隊員のように笑い飛... 続きを読む
和太鼓のミニチュアの作り方 その3 - 7月 23, 2022 この記事は? パテなどで太鼓の胴を作ったので、本来の木製に近づけるよう木目風に塗装していきます。 太鼓の胴の塗装、ミニチュアではどう塗るか 今回の項は作業中の写真がほとんど残っていないので、文章による説明がメインです。 いきなり塗装完了後の写真を見せると、こうなりました。 手順としては ウレタンニスを塗って下地塗装と表面保護 ブラウン系の水性塗料と筆で木目を描いていく(1色目) 400・600番の紙やすりで水性塗料の塗膜を浅く削る ブラウン系の水性塗料と筆で木目を描いていく(2色目) 400・600番の紙やすりで水性塗料の塗膜を浅く削る 黒の水性塗料と筆で木目を描いていく 400・600番の紙やすりで水性塗料の塗膜を浅く削る 水性塗料のクリアーオレンジにブルーを混ぜたものをムラになるくらい塗る で完成としましたが、部分部分では先人の知恵を借りましたが、この順番は自己流というか自分の都合によるものなので、もっといい方法があると思います。ともあれこの手順を踏んだら写真のような見た目になったので、自分の中では合格としました。 順に方法と理由を解説します。 1.ウレタンニスを塗って下地塗装と表面保護 強度をもたせるために新聞紙の上にパテを塗り込んだので、そのパテの層をさらに強化するために、ふつうのニスより強い保護膜を形成するウレタンニスを塗ります。 本来なら着色したあとの仕上げとして塗るのですが、早い段階で仕上げは水性クリアーをエアブラシで塗ることが決まっていたので、この段階でパテ層を保護するために塗りました。 前回の記事でも使ったひび割れの写真。 色が薄いほうが今回つかったウレタンニスの色です。 思ったよりパテの色が透けたのと、選んだニスの色が想像より赤かったので、この段階で「本当にツヤテカの木目塗装になるのか?」とハラハラしてます。 「着色ウレタンニスの色選びは慎重に」「水性ウレタンニスは隠蔽力がそんなに強くない」あたりが、この工程の反省でしょうか。 なんとかなると信じて次へ進みます。 2~7.水性塗料と筆で木目を描いていく と ヤスリがけ を繰り返す 調べたかぎり、木目はエナメル塗料で描く方法が多いようですが、じぶんが使い慣れてかつ手持ちに色が豊富にある水性塗料、シタデルカラーで塗ることにしました。 前の項で使った↑の写真が1色目。... 続きを読む
和太鼓のミニチュアの作り方 その4 - 7月 23, 2022 この記事は? 前回までで太鼓の「胴」が完成したので、叩いて音を出す「面」を作ります。 先にことわっておきますが、今回のは失敗例です。 実際の和太鼓の「面」はどう作る? 牛の皮を水に漬け込んだりやすったり伸ばしたりして、強度と伸縮性をあわせもつ「面」を作るそうです。 ミニチュアの和太鼓の「面」はどう作る? まず牛の皮の入手経路がよくわからないのと、水に漬け込む等の製法は付け焼き刃では真似できないと思い、本物と同じ作り方は除外。 ただその作り方が求めている「強度と伸縮性」を得られる代用品をと考え、セメダインの「エポキシパテ プラ用」が硬化後も柔軟性があるとの評判を聞き、これを百均で買ってきた麺棒で薄く広く伸ばせばいいんじゃないかという仮説。 実際にやってみたところ、まず「エポキシパテ プラ用」を1包装いちどに練るのがかなりの力仕事で、指が折れるかと思った。次にA4クリアファイルの短辺を切って広げたものを敷物に、硬化後のパテがはがれるように白色ワセリンを塗り拡げた上でパテを麺棒で押し広げるのだけれど、これも予想以上に力がいるもので、翌日二の腕が筋肉痛になった。 ともあれへこみだらけながらもなんとか円状に伸ばして硬化したものの、まもなくつぎのハードルが待ち構えていた。 太鼓の「耳」である。 実際の和太鼓の「耳」はどう作る? 和太鼓の「耳」とは、「面」の側面にたくさんくっついてる円筒状の穴のこと。 この穴に棒を差し込み、棒の両端に縄をつないで専用の器具で「面」をピンと張っていく、「面」張りになくてはならない部位。 ミニチュアの和太鼓の「耳」はどう作る? ミニチュアゆえいい音が鳴るようピンと張る必要はないので、「耳」は機能よりその形が確保できさえすればよいと考え、けれど本物の太鼓作り動画を見ていると、なんか「面」に適当にスッスッとナイフを入れて簡単に棒を差していってるので、理屈はわからんけど円状の「面」に切れ込みいれて棒を挿せば太鼓っぽくなる、らしい!と謎の確信を持ち、いざや実践。 まず適当に切れ込みを入れたため棒が等間隔に並ばず1アウト。 次に棒を挿した端からパテの薄い部分が裂けていって2アウト。 ダメ押しに太鼓のフチになる部分のパテが厚くてどうにも曲がってくれそうになくて3アウト。 もう1度最初からこのパテを練って広げてする体力は... 続きを読む
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